1.特待生試験について

推薦入試と併願したいのですが、学校からの推薦書は2枚出さなければいけませんか?

1枚で結構です。その他の書類も含め1部です。入学願書及び志願票の「出願区分」欄の特待生と推薦の2か所に○をつけてください。受験料も1回分(22,000円)です。特待生試験の受験科目はすべての審査を含みますので、同時に推薦入試の審査を行います。

試験範囲はどの程度ですか?

高校1・2年程度の5教科が範囲になります。ただし、理科では化学、物理、生物、地学の全分野、社会は地歴・公民全分野が出題範囲です。高等学校で習っていない科目も出題範囲となりますのでしっかり対策を練ってください。

評定が基準に達していない場合、特別活動や部活動での顕著な成績とはどの程度のものですか?

例として運動部の場合、団体競技、個人競技に限らずレギュラーとして出場し、県大会上位(ベスト8)程度に入った者、また委員会活動で執行部等の役員の経験がある者などに対し、その内容に応じて最大10ポイントまでを合計得点に加算します。

2. 社会人入試について

フリーターでも社会人入試で受けられますか?

主に生活費を賄うために、継続的または通算で1年以上職業に従事した者であれば受験できます。また、定時制の高校に通う勤労学生も対象に含まれます。ただし、全日制の学校に通学中のアルバイトの期間は含めません。

年齢制限はありますか?

本校へ入学する時点では高卒以上(高等学校卒業程度認定試験に合格で入学時18歳に達する者を含む)であれば一切の年齢制限はございません。ただし、救急救命士学科で消防希望の場合、公務員試験に年齢制限がございます。具体的な年齢については各自治体にご確認ください。

社会人経験者は何人くらい在籍していますか?

学科、学年により異なりますが、全体の一割程度です。学科としては前述の公務員試験の受験のため、柔道整復師学科に比較的多くの社会人経験者が在籍しています。

社会人支援制度や、社会人を優遇している制度等はありますか?

社会人対象の「スキルアップ支援制度」「社会人特別奨学金制度」があります。詳細は募集要項をご覧ください。

3.その他の入試について

面接試験はどのような方法で行われているのですか?

原則的には個別面接で,試験官は最低2名です。志願者数によっては集団面接(3名)を行います。面接時間は,15~20分です。

面接試験ではどのようなことを聞かれますか。

まず採点ポイントとして押さえておきたいのは「礼儀」「身だしなみ」「面接態度」「言葉遣い」「思考力」「表現力」「志望動機」「職業理解」「適性・倫理観」「体力・健康面」です。

社会人の人で、接骨院で働きながら学業と両立している人はいますか?

“研修”という形で接骨院に勤務する学生はいますが、あくまで勉強させていただく立場ですので給料はわずかです。生活費を賄うには一般的なアルバイトのほうが収入につながります。

4. 柔道整復師学科について

国家試験に向けて、柔道は何段まで習得しなければならないなどはありますか?

特に段位の取得については任意です。ただ、3年次の秋に柔道整復師試験財団主催の認定実技審査という試験があります。この試験は初段程度の技術が必要ですので、それを目標に授業では練習しています。それに伴い、学生のほとんどが初段の昇段試験を受けています。

国家試験は学校で受験できますか?

受験会場は北海道、宮城県、東京都、石川県、愛知県、大阪府、広島県、香川県、福岡県及び沖縄県です。本校では2023年度は石川県で受験しています。

5.救急救命士学科について

卒業後の進路はほとんどが消防署にいくのですか?

令和3年の法律改正により今までは「病院まで搬送する間」しか適用できなかった特定行為が、「病院に入院するまでの間」に拡大されました。これにより資格を最大限発揮できるのが消防署だったところに、病院(救急外来)が加わりました。本校の学生の就職先は、消防署の第一志望が多くなっていますが、病院志望の学生も徐々に増えてきました。今後、就職試験の対策も病院勤務に対応できるよう、カリキュラムを変更していく予定です。

公務員試験の授業はどのくらいありますか?

1年次に教養分野を180時間、2年次にその他の分野も始まり120時間、3年次の前期は模擬試験を中心に90時間の授業が行われます。そのほかに、3年次の春、夏に講習会を行っています。

公務員試験の合格率はどれくらいですか。

令和5年度の一次試験の合格率は9割を超えました。うち最終合格率(内定)は約7割です。自治体(消防本部)により、採用人数が異なりますので、それにより採用倍率、合格率は毎年変動します。

6.学費の分納・延納について

学納金の分納や延納はできますか?また、何回まで分納が可能ですか?

学納金は分納(最大4分割まで)での納入が可能ですが、予め申請が必要です。原則として、その年度の学納金は12月までの完納をお願いしています。詳細はこちらをご覧ください。
⇒分納について

学資保険の満期の関係で、入学手続き期間までに納入ができません。どうすればよいですか?

延納の申請をしていただければ、納入期日を延期することができます。事務局までお電話ください。

7.奨学金制度、教育ローンについて

貸与奨学金はどのようなものがありますか?

日本学生支援機構奨学金があります。第1種(無利子)が最大で月60,000円(自宅外通学)、第2種奨学金(有利子)が最大で月120,000円の貸与が受けられます。どちらも、高校在学中に申し込む「予約採用」と本校へ入学後に申し込む「在学採用」があります。卒業後半年経つと返還義務が発生し、最大20年かけて返済します。

給付型奨学金は受けることができますか?

本校は「高等教育の修学支援新制度」の対象校です。本人の学業成績や、保護者の前年度の収入が基準内(生活保護または非課税世帯など)であれば、授業料の減免と奨学金の給付を受けることができます。基準については、日本学生支援機構のホームページにアクセスしていただき、シミュレーションができますのでご確認ください。

国の教育ローン(日本政策金融公庫)は利用できますか?

ご利用可能です。学生一人につき350万円まで貸与でき、在学期間中は利息のみのご返済とすることができます。詳しくは下記のホームページ(外部リンク)をご参照ください。

→日本政策金融公庫

ジャックスの教育ローンはどのような仕組みですか?希望者は誰でも貸与できるのでしょうか?

一般的な教育ローンと同じですが、本校で提携しているのがジャックスです。本校への入学が決定後、授業料等の請求に対しジャックスが立て替え払いをします。返済は卒業後になります。(ただし、在学中は分割手数料は支払う必要があります。)なお、詳しい手続等については直接ジャックスにお問い合わせください。

保護者の方に安定した収入があれば簡単な審査で貸与が可能です。原則として連帯保証人を立てる必要はありませんが、審査結果によっては必要な場合がございます。

8. アパート・駐車場について

アパートは斡旋してもらえますか?

提携している不動産業者をご紹介します。本校の学生であることで、物件によっては割引される場合があります。

自動車通学は可能ですか?学生専用の駐車場はありますか?

自動車通学は可能ですが、専用駐車場はありませんので学校周辺の月極駐車場を斡旋しています。月2,000~3,000円程度で借りられます。

9.高校の先生方からのご質問

AO入試で合格した生徒へのフォローはしていただけますか?

AO入試合格者対象に毎年最低2回は事前研修を行っており、入学前の準備を行います。また、AO入試だけでなく、全ての入試の合格者へ入学前の課題を出しています。

出席の管理はどのようにされていますか?

全クラス完全担任制になっています。万一、無断で欠席した場合は直ちに電話入れをしています。さらに、学則で全体の3分の2以上の出席が必須になっていますので、出席や遅刻の多い学生には生活の指導をするほか、必要に応じご家庭との連絡も密に行います。

推薦入試や特待生試験で、平均評定が若干不足している場合があるのですが、出願しても大丈夫ですか?

委員会活動や部活動など顕著な成績がある場合は推薦可能です。ご不明な点はお問い合わせください。(0268-64-6699)

国家試験で不合格になった場合は、何か保証はありますか?

卒業後も合格するまでは無償で対応いたします。追加の授業料等は徴収しませんが、有料の模擬試験などを受験する場合は実費負担となります。