~認定実技審査とは~
認定実技審査とは、柔道整復師養成施設の卒業判定を受けるために受審しなければいけない実技の評価で、この審査に合格しないと国家試験を受験することができません。
1.目的
以前の都道府県知事による免許試験においては、筆記及び実技試験が行われ知識だけでなく技能についても評価されていました。しかし、国家資格への移行に伴い実技試験が廃止され、筆記試験のみになったことにより、養成施設の教育水準の低下が危惧されました。柔道整復師法第10 条「試験は、柔道整復師として必要な知識及び技能について、厚生労働大臣が行う。」とあり、「患者安全」の観点より、技能の維持向上とその充実を図る目的のために制度が発足しました。
2.審査内容
審査は、柔道整復実技及び柔道実技に対し実施されます。
(1)柔道整復実技審査
- 診察、整復・検査の能力
- 固定の能力(骨折・脱臼・軟部組織損傷の固定)
(2)柔道実技審査
柔道整復師としての柔道教育は、競技目的の柔道を教育するものではな く、昇段(黒帯)を目指し柔道整復師の技術のバックボーンである手技や人格の形成、心身の鍛錬を目的とし、人としての振舞いの基本(人に対しての接し方や対話の仕方)礼儀作法の習得が最終目標です。
- 柔道実技審査は、以下の5つの項目について評価されます。
①服装・態度(柔道衣の着方、言動行動)
②礼法(自然本体の構え、立礼、正坐のしかた、坐礼など)
③受身(右前回受身、左前回受身)
④投の形(手技、腰技、足技)
⑤約束乱取(1 分間程度の約束乱取)
3.本校の合格状況
- 本校の認定実技審査の合格率は、開校以来、17期生まで100%合格(すべての卒業生が合格)の実績を残しています。
- また、認定実技審査の柔道実技に必要な技術や作法を身に付けるため、すべての学生が講道館の昇段審査を受けています。本校では1期生から17期生まで全員が柔道初段(黒帯)以上を取得しています。