バイタルサイン
バイタルサイン(英:vital signs)は日本語に直すと、生命兆候という意味で、人間が生きている「しるし」のようなものです。脈拍、血圧、呼吸、体温で確認することで健康状態がわかります。これらの4つが正常の数値と異なれば、体になんらかの異常があると推測されます。
- バイタルサインを測定する目的
バイタルサインの状態が正常値や基準値から外れていないかを確認します。しかし、患者の正常値や基準値は個々に違うので、測定値を記録し変化をみることが必要です。 - バイタルの基準値
- 脈拍 1分間に50~80回です。手首を通る動脈に指を軽く当てて、1分間に何回脈を打つか数えることで測定できます。
- 血圧 収縮期が120mmHg未満で拡張期は80mmHg未満です。
- 呼吸 1分間に14~20回です。これを下回ったり、上回ったりすれば異常があるとわかります。
- 体温 36.0~36.9℃ですが、体温はひとそれぞれ個人差があるので、通常の体温を記録しておくことが大切です。
- まとめ
以上のことから、バイタルは簡単に自分の状態を確認できますので、普段から測定し把握しておきましょう。